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一番最後に倒産する組織になるために(その2)

築城三年 落城3日

  • 経済のグローバル化の進行は産業革命以来の変革を及ぼし、わが国のそれにおいても激動と変化は、これを活用できればチャンス・無関心ならピンチと揶揄されます。

    経営者・管理者としてもご自身は、《いま組織内で何が行われ、どんな方向に向かっているかを把握されていますか?》《突然辞められたら困る従業員がいますか?》《役員間では根拠のない自信と、現状への妥協が蔓延していませんか?》《従業員の意思がひとつにまとまっていますか?》

御社は会社それとも怪社?

会社の常識が社会の非常識ということが多々見受けられます。「とりあえず、何となく、流れに身をまかせている。地元に生まれ、地元に根付き、たまたま、そこにちょっとした需要があり、これに縁あったからその事業をしている」これはいうなれば、『たまたま種が風に吹かれてその地に落ち、日光と土と水と適度の温度と湿度があったから芽を出し木になっただけのヌルマ湯経営』とも言えます。お上任せ、他人任せ、環境任せの植物型経営なら、頭を使うことも無いものの、外界の環境変化(日照り/干ばつ/暴風)で、いとも簡単に枯れ果ててしまう・・・。そんな風景が、いかに多いか。

流れる水は腐らない

ホウ・レン・ソウと、事あるごとにお題目を唱えていても、いつ誰が何をやるか内規がない。経営者・管理者として、頭でわかっていても、いざ、何をやるべきか、何から手をつけるべきかわからない。どこの組織も初めはそうです。ただし、無意識にやっている過ちは、無意識の内には直りません。私たちの指導は先ず現状の【社内システム診断】と、堅調な同業他社と御社との【ギャップ分析】を行い、過ちを意識レベルまで引き上げ、次に企業として、感覚神経(報告・連絡・相談)を研ぎ澄まし、運動神経(指揮・命令系統)を鍛えることから、はじまります。全ては企業が植物人間状態となる前に。

野の花は、自分で咲く

必要なのは、スクラップ(破壊)アンド ビルド(再生)。私どもは、既存の日本的農耕型アナログ経営のメリットを抽出し、加えて欧米的狩猟型デジタル経営手法の導入により、徹底したコスト削減と原理管理、無理無駄ムラの撲滅と合理化を図ります。これまでの成功が、これからの保障とならない激動の時代を引き抜くために、また組織が本来持っている潜在化した能力を顕在化し、これを最大限に引き出すために、今こそ組織の構造改革と従業員の意識改革が必要です。

企業の体質改善で不況突破

私どもは、努力・根性・熱意のような精神論ではない、いつ、誰が、何を、どのように、どうするかの具体的戦略提言で、答えと解決策を提供し、具体的結果と成果を出し続ける、企業存続と成長発展のビジネスパートナーです。羅針盤無くして 大海を渡航するような現状から、組織に今あるもので、良いことは活かしながら、足りない仕組みを補い、変化を捕らえて変化に対応する手法をご提案します。『このまま』では、『このまま』です。砂漠で砂を売るようなムダは徹底的に排し、乾いたタオルを振り絞り、一円玉の重さを知り、『どうなるか?ではなく、どうするか!!』を念頭に、経営者と従業員の意識改革を図り、一日も早い、第二創業期を迎えるために、私たちだからできること、私たちにしかできないことがあります。

そこまでするから、ここまでできる

運と縁とタイミング、そんな、場当たり的なその場しのぎの小手先感覚で、多分に思い込みと思いつきと思い過ごしが支配する経営手法では、これからの企業存続は危ぶまれるところです。浮き草経営から脱却するためのドラスティックな改革は、時としてアレルギーが生じることもありますが、これは、今泣くか、後で泣くかの差です。最後に笑う者が一番大声で笑えるものです。

谷深ければ山高し

砂浜を歩くと、歩きにくい。しかし、歩を止め振り返るとそこには、しっかりと自分の足跡が残っている。アスファルトの道は歩きやすいが、足跡など残らない。私どものコンサルティングで、全従業員が経営者感覚(オーナーシップ)を持ち合わせ、使命感と責任感と危機感を共有し、ひとつのベクトルに向かう筋肉質な組織体を構築しようではありませんか。砂浜を歩くがごとく・・・。

チャンス到来

空腹時に食料を提供されてもそれは、その場しのぎにしかなりません。永続的に飢えをしのぐためには食料の作り方、獲り方を学ぶ必要があります。このプロセスがあってはじめて自立できるものです。私どもは各企業が自立して永続的に結果を出し続けるための前衛的戦略があります。生き抜くためにまずは、実利直結のISO 国際標準規格認証取得から。

最後に、経営格言

『いろんな会社に出入りして、コンサル指導にフィードバックしたい♪』そんな希望からなってみたものの、○か×か、アウトかセーフか、絶えず二価的判断を要求される審査員は、重箱の隅探検隊を決め込まないと出来ない職業です。ヒトが生きるということは、どれだけ他人の中で活きれるかに掛かっていると考える自身にとっては、コンサルとは違い、その規定上、一切のアドバイスが出来ない審査現場では真の意味での顧客満足を得ているとは言い難く、これは、全審査員共通の悩みで、最大の検討課題です。人生は、必ず途中で終わるもの。悔い無き生涯創出のためにも、夢は持ち続けたいものです。不思議と、夢しか実現しないものです。それを実現するため直面している課題は、苦労ではなく経験の筈。乗り越えられない苦労など、神様は提供しません。経営は、つらいと思ったときが上り坂、楽になったら下り坂。砂浜は歩きにくいが、足跡がシッカリと残る。アスファルトは、歩きやすいが、足跡など残らない。つらくとも、苦しくとも、足跡がシッカリと残る歩き方を続けたいものです。悩みが思い出に変わります。

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